販売サイズ：1作～開花サイズ

花期：春～秋

鉢サイズ：素焼き鉢2.5号 水苔植え

自生地：パプア ニューギニア、モルッカ諸島

【洋蘭原種】
この品種は、厳密に言うと、Den.subclausum（サブクラウサム）のシノニムだが、草姿が小型で、明らかに普通のタイプと違うので、別の品種として扱います。
花は、Den.phlox（フロックス）に似て、ドーサルセパルと、ペタル、ラテラルセパルの先端部分は鮮やかな黄色、ラテラルセパルの大部分と、リップは明るいオレンジを彩り、そのコントラストが美しい花です。
草姿は小型で、バルブは細く、大きくなっても30㎝程度です。やや脆弱で、花上りはあまり良くないのが難点です。
この個体は、アメリカで選抜、命名された個体の分け株です。

従量ポイント＝12
＃このサイトは、趣味で洋らんを栽培される方のために、苗を販売しています。基本的に、ツボミ、又は、花は付いていません。ご注意下さい。

【置き場所】
最低気温が15℃以上になったら、戸外に出します。（ゴールデンウイーク頃）
（注：台の上や、木に吊るすなどして、直接地面に置かないようにして下さい）
10月中旬、最低気温が15℃を割るようになったら、室内に取り込んで下さい。室内では玄関など寒い場所を避け、明るく暖かい場所に置いて下さい。
※この品種は、やや多湿を好むので、冬季の温度管理に気を配ってください。
（注：出窓は、日中は暖かいですが、夜間は冷えるので、発泡スチロールの箱をかぶせるか、部屋の中央に移動させるなどして、防寒に努めてください）

【日照】
夏季は暑がり、強光線を嫌うので、戸外の明るい日陰。冬季は室内に置き、30％の遮光（レースのカーテン越し）をして下さい。

【潅水】
年間を通して、完全に乾かすことがないように水を与えてください。 置き場所によって変わりますが、目安として、春と秋は１週間に１回午前中に、夏は2日に１回夕方に、冬は１ヶ月に2回、午前中に少量与えてください。
（★冬季は霧吹きだけにし、1～2日に1回、30分で乾く程度の水を与えるのも良いでしょう） 

【肥料】
初夏、新芽が動き出した時に、小指の頭程度の油カスの肥料を1粒、与えるようにします。
（注：液肥は失敗しやすいので、使用しない方が良いでしょう）

★夏季には暑がるので、戸外の風通し良い、明るい日陰に置き、栽培して下さい。